荷解き終了

シアトル郊外ベルビュー市ダウンタンのアパートにたどり着いたのが、木曜日。金曜日の夕方にテンポラリー・ハウス用の荷物が届き、今日、ようやく荷解きが終わりました。
12日に引越し屋が荷造りに来てから、実に12日ぶりの「おうち」です。

それにしても、開けてびっくり。当座不要な品物が大量に出てきました。台所の棚のうち2つだけをテンポラリー用の箱に詰めるようにと指定したにも関わらず、引越し屋さんは、大きな箱の空いたスペースに、他の棚のものも詰め込んでくれたようです。

中華鍋やフライパンはまだ許せるとして、パーティー用のトレイ、ケーキクーラー、寿司桶、カセットコンロ、すき焼き鍋、たこ焼き板、ベイキング用品一式、水切り籠などなどが出てきて、げんなりしました。

このアパートは、正式に申し込むと、最低4ヶ月からの契約なのですが、いくつかの会社が家具付きの部屋を借り上げていて、短期貸しを行っています。家具と台所用品が既に備わっている部屋に入居したので、中華鍋とか必要ないのです。
まあ、水切り籠は、あると便利ですけど。

しかも、必要なものが入っていない!プリンターにちゃんとテープでとめておいた電源コードとプリンターケーブルがない。取り説も予備のインクも写真用紙もあるのに、プリンターは使えません。
サイドテーブルの上に2ヶ月間、鎮座することになるのでしょう。

最初は、このアパートを出るときに必要になるだろうから、空いたダンボールも割れ物防止に使った紙も取っておこうかと思ったのですが、収納場所になりそうなベランダは、雨ばかりのこの地では収納には不向きなことが判明。クレイグスリストで売ろうかと思案中です。
引越し用ダンボールって、買うと結構な値段になるんですよね。

1ベッドルームに親子3人。最初の夜は、荷物が届いていなかったので、クインサイズのベッドに3人で寝ようとしたけど、無理でした。私とほぼ同じサイズの娘も一緒に寝るなんて、不可能です。
翌日からは、シングルサイズの布団とマットレスと東京での一人暮らし時代に買った羽根布団を床に敷いて、もう1人分の寝床を確保。
ベッドですが、寝室に親子3人川の字に寝ることになりました。

716スクエアフィート(66平米)ですが、3人暮らしには十分な広さに感じます。そう、我が家の引越し荷物の4分の1を占める本さえなければ、この広さでも十分だということが分かりました。

マンガを手元に置かないで生きていくことができれば、雑誌に出てくるようなシンプルライフが実現できるんですね。。。。