官僚と言うのは優秀な道具です。命題を与えるとそれを可能にする最善の答えを出してきます。

たとえば、「学校は再開しなければいけない」という命題を与えると、「20ミリシーベルトまで被曝OK」という回答を出します。
道具は使う人次第です。
今の官僚の問題の1つは、道具のくせに自分で命題を作ってしまうことです。
日本の政治の問題は、官僚に命題を与える大臣がとてつもなく頭が悪いことです。

もうひとつ、官僚には金を与えてはいけません。次官レースに負けたら退職という、まるで女王蜂とまぐわえないクローン蜂は即死みたいな制度は止めて、ちゃんと省内で65歳まで安い給料で働いてもらって、天下りさせない。
良い大学を卒業した優秀な人が官僚になっているからといって、チヤホヤする国民が悪いのです。勉強ができるなんてのは、背が高いとか低いとか、足が速いとか遅いとかと一緒で、属性の一つです。学歴神話も、原発神話と同じくらい実態のないものです。