Fred Meyer

去年からTargetで、生鮮食品を扱うようになったのを見て、日本のスーパーマーケットみたいになってきたなと思った。しかし、グローサリー・ストアは競争の激しい分野なのに、なぜに参入するのだろうかと不思議にも思ったものだった。

今週、初めてFred Meyerに行ってその訳が納得した。Fred Meyerに対抗するには、食品売り場を充実しなければならないのだ。

ベルビュー市の148thと20thの角にあるFred Meyer。最初に右側の入り口から入った時は、Safewayのような大きなグローサリー・マーケットだと思った。
しかし、よく見ると左手に洋服売り場が広がっていた。そこにも、入り口があって、入ってすぐは宝飾品売り場になっている。
服飾アクセサリーの隣が家具売り場。その奥が、台所用品、突き当りがガーデニングと、延々と続いている。

カリフォルニアで言ったら、SafewayとTargetとOSHとWalgreensが一体となったような店だ。
床面積はいったいどれくらいあるのだろうか。
武蔵境駅前のイトーヨーカドーは、中央線沿線でも大型店で近隣の市からも客が車でやってくるほど繁盛している。その6階建てのイトーヨーカドーを平屋にした感じだ。買い物する方にしてみれば、縦に積み上げてある方が歩く距離が短くて楽だけど、平屋の方が建設費は安くて済む。

商品構成もイトーヨーカドーに良く似ている。Targetよりも品揃えが豊富な感じだ。文房具売り場にはMichaelsに売っているようなスクラップブック用具やマーシャ・スチュワート・ブランドの毛糸などが置いてある。

イトーヨーカドーも週末には家族連れが、それぞれの興味のある階でショッピングを楽しんでいたけれど、Fred Meyerも週末は駐車場に車が入れ切れないほどになる。一度行くと、つい2時間は費やしてしまう感じだ。

実は今週、もう2度も行った。1回目では見切れなかったので、一昨日も行ったけど、ガーデニング売り場などで時間を潰してしまったので、食品売り場は少ししか見ることができなかった。だけど、Silkのオーガニック豆乳やTofukyのベジ・ハムやビーガン・ピザなど、Whole Foodsでしか買えないような商品があって驚いた。値段も同じくらいか、セール品なら安いくらいだ。Safewayよりも役に立ちそうだ。

リワード・カードは、3ヶ月で500ドル以上買い物をしないとポイントが貯まらないシステムだけど、十分貯まりそうな気がしてきたので、作ってしまった。娘は既に、今度いつ行くのかと聞いている。しばらくは、はまりそうな予感がする。

Fred Meyerは、オレゴン州のポートランド市から始まったスーパーマーケット・チェーンで、現在は、オレゴン州、ワシントン州、アラスカ州、アイダホ州にある。カリフォルニア進出は90年代に行われたけど、うまくいかなかったようだ。
http://www.fredmeyer.com/