ビーチ

午前中に、歩いて湖のビーチまで行った。
今住んでいるアパートの窓から、ワシントン湖が見える。
そのLake Washingtonのメイデンバウアー湾に面している細長い公園、 Maydenbauer Parkに初めて行った。

メイン・ストリートを歩いていく途中、湖に降りられる道を発見したが、どうも公園には見えない。迷っている様子の私たちに、おじさんが車の中から「ここを降りるとピア。公園は向こうにあるよ。どちらも公営だよ」と声をかけてくれた。
人が親切な町だ。

少し行くと大きな橋がかかっていた。下を覗くと公園だった。
階段を下りていくと、手入れの行き届いた緑が美しい。
湖まで遊歩道を下っていくと、小さなビーチがあった。

今年初めての真夏日に、人々は芝生にビーチタオルを広げて寝そべっている。若い人もお年の人もビキニで、露出度高し。夏の間にしっかり蓄熱して、長く寒い冬に備えるのだな。ヨーロッパのようだ。
と、思ったら、聞こえてくる言語も英語ではないものが多い。
ヨーロッパ人が、ヨーロッパの生活習慣を再現しているのだな。

ビーチは整備されていて、浅いところは小粒の砂浜から続いている浅い部分と、大人の胸くらいの深さのところが、ロープで仕切られており、もっと深いところにはロープでコースがしつらえてある。
夏の間はライフガードが毎日、朝から夜まで常駐しているそうだ。
市の施設なので、誰でも使える。
税金が市民生活のために使われているのが分かって、うれしいぞ、ベルビュー市。

湖だから塩気がないので、泳いでもべたつかないのが良い。
今日は短パンだったから、泳げず残念だった。
娘はズボンの裾を捲り上げて水に浸かっていたが、結局、下着まで濡れてしまった。

今週は暑い日が続くそうなので、水着をもってまた来ることにして帰った。
帰りは、公園の中を通って、途中、階段を見つけたので上ってみたら、1st Streetだった。アパートまで徒歩5分かからなかった。

まるでリゾートのような暮らしである。