バターナッツ・スクワッシュのピューレ

昨日の晩御飯は、豆腐ハンバーグにいんげんのソテーを添えて、蒸しケールに梅酢とエゴマ油のドレッシング、バターナッツ・スクワッシュのポタージュスープ、玄米。

バターナッツ・スクワッシュは欧米に住んでいる人には、なじみのある野菜です。
かぼちゃを英訳すると、パンプキンだと思っている人が多いのですが、日本のかぼちゃは、カボチャ・スクワッシュです。
スクワッシュとは、うり科の果菜の総称で、ズッキーニのように皮が柔らかいサマー・スクワッシュとかぼちゃのように皮が厚くて硬いウインター・スクワッシュがあります。
私も、ズッキーニとかぼちゃが同じスクワッシュだと知ったときは、びっくりしました。
ちなみに、パンプキンはハロウイーンに登場するあのオレンジ色のカボチャのことです。大きいものはまずいので食用にはしません。

ウインター・スクワッシュは、冬野菜の定番です。他にも何種類か出回っていますが、バターナッツ・スクワッシュが手軽でおいしいです。

洗って、半分に切って種をとり、表面に軽く自然塩をふってから、オーブンで焼きます。天板にクッキングシートを敷いて、切り口を下にして置くと、お椀を伏せたようになり、蒸し焼き状態になります。20分ほどで竹串がすっと通れば、バターナッツ・スクワッシュの丸焼きが完成です。

温かいうちにこのまま食べても美味しいし、ピューレにして使っても便利です。

昨晩は、半量を、水炒めし甘みを十分に引き出した玉ねぎと一緒にミキサーにかけて、ピューレ状にしました。残りの半分は、プリンかカップケーキに使う予定です。ホットサンドやパイの具にしても、おいしいです。

ピューレを鍋に戻し、水分が足りなければ水を補い、小さじ1/4〜の自然塩を足します。見た目と違って、軽いさっぱりとしたポタージュになります。
水の代わりに、昆布出汁やスープストックまたは牛乳や豆乳で伸ばすと、より複雑な味になります。
乳製品は癌のトリガーになるので、うちでは使っていませんが、もしも牛乳や豆乳を使うならば、沸騰させないのがコツです。

仕上げに、生姜の絞り汁を少し垂らしたり、ナツメグやオールスパイスを入れると、味のアクセントになります。