さてさてパンプキンの季節です。

スクワッシュは、皮ごと食べられるサマー・スクワッシュと、皮が厚いウインター・スクワッシュに分けられます。
ズッキーニなどのサマー・スクワッシュがマーケットから消えるころ、かぼちゃやパンプキンが出始めます。

PCCの店頭に並ぶオレンジ色のパンプキンの山。積み上げた藁の上にはパンプキン案山子が座っています。

こちらはUWのファーマーズマーケット。いろんなウインター・スクワッシュが山積みです。
サマー・スクワッシュに負けず劣らず、ウインター・スクワッシュにも様々な色や形があります。


手前のへちま型はバターナッツ・スクワッシュです。
その奥の赤っぽいオレンジ色は、サンシャインかぼちゃ。色はびっくりするけど、味はかぼちゃです。

真ん中の円盤みたいな赤いのは何でしょうか?ちょっと食べるのに勇気が入りそうです。
私が名前を知っているのは、左端の細長い緑の縞が入っているデリカータと、右側の緑にオレンジが浮かんでいるエーコン。どちらも皮が硬いので剥いて食べます。

アメリカに来てすぐの秋、エーコン・スクワッシュをかぼちゃと思って買い、その皮の固さにびっくりしました。
半分に切ろうとしたら、包丁が抜けなくなり、まな板に叩き付けて無理やり抜いたら、包丁の刃が欠けてしまいました。
そんな苦労をして切り分けたエーコン・スクワッシュを煮物にしたら、柔らかく溶けてしまい、食べるところが無くなってしまいました。
とても悲しかった思い出です。

日本の栗かぼちゃなどはホクホクしているので煮物向きですが、他のウインター・スクワッシュは焼く方が美味です。
一番おいしいのは、皮つきのままオーブンでローストする方法です。

今日は寒かったので、バターナッツ・スクワッシュをローストしました。
半分に切って、種を取り除き、断面を下にして天板に乗せ、350F度のオーブンで35分。
実の厚い部分に竹串がすっと刺されば出来上がりです。
ここまでが下ごしらえで、この後、料理するレシピもいろいろありますが、焼き立てをそのまま食べるのが美味しいのですよ。

さつまいもに似た食感で、さつまいもほど甘くないです。
私は、自家製アップルソースをかけて、シナモンを少しふっていただきました。
マーガリンやバターを塗ったり、自然塩を少々振りかけてもいいです。