今日は大寒。一年で一番寒い日のこと。

もっとも今年のワシントン州は暖冬のようです。
1月第1週に始まるはずだった放課後スキー教室が、毎週、延期されています。
スキー場に雪が降っても、温かい雨と晴天で溶けてしまうようで、未だにスキー場がフルオープンしていません。

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。春分から数えて、最後の最後です。
暦の上では、今日から立春までが冬本番となります。

冬至を過ぎてから、だんだんと日が長くなってきましたね。
正月休み明けはつらかった早起きも、最近は少し楽になってきました。
体が慣れたせいもあるのでしょうが、7時前でも空が明るくなってきたので、やる気が沸いてくる感じがします。

面白いなと思うのは、お日様からの光が一番少ない冬至から、少し経ってから一番寒くなるということ。
冬至のころはまだ、お日様の温かみが地面に残っていて、それが消えるころに寒さの極みに達するんですね。
大きな物事ほど影響はすぐには表れないということでしょうか。

大寒から立春に向けて、どんどん寒くなり続けます。
寒さの極みを立春と呼ぶのは、この一番寒い日を過ぎれば、あとは温かくなるだけだよ、この一番寒い日が春へ向かう起点だよ、と教えてくれているんですね。

冬は、春の前には必要な季節。
水面下で春の準備が始まっている季節。

そう考えると、世相の暗さも、人生の苦労も、ここから先はよくなるばかりと思えてきます。
受験生の皆さん、春はもうすぐそこまできていますよ。