昨日の晩御飯は、台湾料理の鼎泰豐で外食しました。

なので、レシピはなしです。

意外ですか?我が家も外食しますよ。でも、外食の2回に1回は鼎泰豐です。台湾に本店がある小籠包で有名なレストランです。
化学調味料の味がすると絶対に食べないうちの娘が気に入っているので、よく行くのです。

引っ越してきてからいくつかのレストランに行きましたが、まあ、1度行けば十分なところばかり。リピーターになったのは、2軒だけです。
何を基準に選ぶかというと、「食後に喉が渇かない」ことです。
食後1時間たっても、水が飲みたく感じるようなら、化学調味料かニンニクが原因。その店には2度と行かないですね。

喉が乾いている時には、既に体は脱水状態になっています。
化学調味料を摂取することが良くないのは、化学調味料に毒があるかどうかではなく、喉が渇いてたくさん水を飲むことになる、その体への作用そのものが身体に良くないからです。

人間の体の7割は水分だから、汁物をを飲みましょうと、木曜日に書きましたが、水を飲むことと、スープを飲むことは違います。
スープは体の滋養になりますが、水は飲み過ぎると毒になります。

水は体を冷やします。低体温は健康によくありません。
また、塩分のない水だけが大量に腎臓を通過すると、腎臓の塩分を取り除く働きが悪くなります。弱ったお腹では、不必要な水をしっかり体外に排出することができず、体内に停滞し水毒になります。
色が白くてちょっとぽっちゃりしていて、太り過ぎを気にしているタイプの人は、太っているのではなくて、浮腫んでいる場合が多いのです。
排出されずに滞っている汚れた水が原因で、肌がブヨブヨとしていたり、胃の中がちゃぽちゃぽと音を立てたりするのです。
水太りの状態です。

水太りの状態とは、低体温で免疫が低い(感染症になりやすく、治りにくい)、腎が弱く疲れやすい、むくみがあって手足・関節に痛みがある、胃の調子が悪く、眠りが浅い、など、「病気ではないけど、生活の質が落ちている状態」です。

「化学調味料は安全でしょうか?」
そこを争点にすると、「化学調味料を食べても癌にはならない(かもしれない)。なっても数%に過ぎない。だから、食べても安全である」という結論にたどりつきます。意味のない議論が、延々と続くことになります。

「安全性の証明」ということにこだわると、人間の体を全体として捉えることに失敗します。
人間は臓器だけの存在ではありません。胃にガンが出来なければ、水毒で生活の質が悪くても、幸福ですか?
あちこち痛くても、胃カメラの写真にガンが写っていなかったら、楽しく生きられますか?

「安全性」ではなく、「生活の質(QOL、Quality of Life)の向上」を
求めていくように発想を切り替えてみましょう。