昨日の晩ご飯は、台湾飯店に行った!つ、も、り、メニューでした。麻醤麺、 豆芽湯、青椒肉絲、時菜油菜。

と、中国語で書くとなんかそれっぽいでしょ?でも、家で作るなんちゃって台湾料理なので、全く本格的でない普通の晩ご飯です。

麻醤麺は、茹でた中華麺が熱いうちに、自然塩と葱のみじん切りを炒めた熱々のごま油をジュッとかける。で、私は辛いタレが全く食べられないので、お父さんと娘には、食卓で自分の麺に市販の台湾製麻辛鍋醤を混ぜてもらいました。娘、辛さを甘く見積もって醤をかけ過ぎて自爆。結局、私の辛くない麺に自分の超辛い麺を3本ほど乗せて、食しました。
今、これを書きながらハタと気が付いた。タヒニと醤を混ぜれば、もっとおいしかったに違いない、と。次回はもっと上手に作りますよ、夫よ。

豆芽湯はもやしのスープ。本来はザーサイと豆もやしのスープなのでしょうが、2人が酸っぱいものが嫌いなので、我が家にはザーサイがありません。一人じゃ、一瓶食べられないしね。
普通のもやしと、ニンジンと大根を、自家製チキンスープでさっと火を通し、自然塩と醤油で味付け、ごま油と胡椒少々をアクセントに加えました。

青椒肉絲は、エキストラ・ファームの豆腐を細く切って生姜汁と醤油の下味に漬け込んで、豚肉の代わりにしています。私は、ピーマンと豆腐だけが好きなので、玉ねぎとかは入れません。

時菜油菜は、その日の青菜のこと。昨日は、青梗菜のクリアスープ煮でした。
鍋に水と生姜薄切り3枚、自然塩小さじ1/4を入れて煮立て、縦割りにした青梗菜を入れて蓋をして、さっと火を通します。青梗菜を皿に盛ってから、残ったスープに葛粉でトロミをつけて上からかけます。

サンフランシスコと言えばチャイナタウンが有名ですが、市の外れのリッチモンド地区にも中国系の商店街があって、台湾飯店は、サンフランシスコに住んでいた30代の頃の行きつけのレストランでした。
ゴールデンゲートパークで散歩して、紀伊国屋でマンガを買って、台湾飯店で早めの晩ご飯を食べて、プロー&スターでアイリッシュ音楽の演奏を聴く。

この休日のパターンは、井の頭公園で散歩して、マンガの森でマンガ買って、武蔵野珈琲館かくぐつ草でお茶して、豆蔵でカレー食べた20代のころと、あんまり変わってなかったな。オタクはどこに住んでもオタクです。

昨日は、メンバーセールだったシアトルの紀伊国屋までマンガ買いに行ったので、なんとなく台湾料理という気分になったのだと思います。『大奥』『バガボンド』『ポケモン』を入手し、3人とも幸福な1日でした。オタクは子供ができてもオタクです。