今日の朝ごはんは、白粥です。昆布と干ししいたけの佃煮が乗っています。里芋と干ししいたけの味噌汁、油揚げの醤油煮、蒸しケール。そして、小豆茶です。

旅行に行ったり、友人が泊まりに来たりで外食が続きました。さすがに、朝、疲労感が残っているので、肝腎のお手当てが必要な感じです。

小豆は腎臓をサポートしてくれます。「太っている」人の中には、実は「浮腫んで膨張している」人がかなり居ます。水毒を抜くと体型がすっきりして、不調がなくなり、頭もすっきりします。浮腫みを取るのに小豆が役に立つ。毎日、湯飲み茶碗1杯の茹で小豆を食べると、低下した腎臓のろ過機能を回復してくれます。

小豆茶は、朝、小豆を洗って水と一緒に鍋にかけて、沸騰直前で弱火にし、20分ほど煮た小豆の煮汁です。ぐらぐらと沸かすと渋みが強くなって飲みにくいので、沸騰させません。

湯飲みに入れて自然塩を少々加え、熱いうちにいただきます。腎臓のデトックス以外に、泌尿器にも薬効があります。
おしっこの出が悪い、切れが悪い、残尿感がある、尿道に違和感がある、おしっこが染みる、失禁する。そういう時には、体の手当てに加え、小豆茶を飲みます。

うちでは、塩分を取りすぎた時のお手当てとして飲みます。面白いもので、体が必要としていないときは、このうえなく不味い。でも、必要なときは「おいしー」と感じます。今朝は、娘も連れも文句を言わずに飲んだから、必要だったのでしょう。台所のリーダーは、そういうタイミングを見るのも仕事です。

茶を取った後の小豆はまだ硬いので、水を足して柔らかくなるまで弱火で炊きます。