ヨガの先生から「110%ガール」と呼ばれてしまいました。

先週からAIMのヨガクラスに新しい先生がいらっしゃいました。先週のクラスでも、「お、この先生は違うぞ」と感じたのですが、今日はもっと深くそう感じました。

体の解剖学的な構造に基づいて、筋肉の動かし方を教えてくれます。
ほんのちょっとした動きなのに、これまで使っていなかった筋肉に本来の仕事を思い出させ、覚えさせるヨガ。これぞ究極という感じです。

そして、「ヨガはこれまで男性が広めてきました。私たち女性の体は違う。特に経産婦は下腹部内部の筋肉がまったく違う。同じにはできません。」と、クラスの最初におっしゃったのは画期的でした。
ヨガを習って8年。私がずーっと疑問に思っていたことです。

マクロビオティックは、陰陽思想に基づいた哲学です。
女性の陰のエネルギーは男性の陽のエネルギーとは違います。当然、体もそれぞれのエネルギーに合った作りになっています。
エネルギー・ワークであるヨガを男性と同じように女性が行うのは、危険なのではないかと思っていました。
初めて、その問題を意識している先生に出会えて、うれしいです。

で、見出しの言葉ですが、今日は何度も、「がんばりすぎなーい。」と言われました。
気張って力をいれようとすると、ポーズが崩れます。
分かってはいるのですが、ここでがんばってホールドするともっと気持ちいいぞと、体が要求するのです。
と、思っていたら、体の要求ではなく、欲求。アドレナリンが欲しいのね、ということに気がつかされました。

「町一番の110%ガール。一生懸命がんばってオールAを取ろうとする。アドレナリンでまくりね。忙しいよ。」と言われて、思わず笑ってしまいました。
自分ではオールAの成績を求めてがんばるタイプではないと分かっていますが、アドレナリン・ドリブンの性格であることは自覚しています。
なにせ白砂糖で育ってきたので、子供のころからアドレナリン脳で生活するのが常態だったのです。
そういう体の志向が、ヨガをやっていても現れているんだと思ったら、おかしくなっちゃいました。
だって、スローダウンするためのヨガなのにねえ。

私は長い間「頑張りすぎる」と「壊れて止まる」の繰り返しで生きてきました。
すごくアンバランスンで落差の激しい生活です。
振幅が大きすぎると、一緒に生活している家族や付き合う友人は迷惑を被ります。
心の底から、自分が過去にかけた迷惑に対し、ごめんなさいと思っているのですが、反省してもなかなか抜けられません。

頑張り過ぎないことは、全く努力しないこととは違う。
十分にやったという自己肯定感は、客観的な評価から得られる。
子供時代に培われた自己否定感を癒す必要がある。
行動することで体は変わる。
座って考えていても体は変わらない。

というようなことが、最近、ようやく腑に落ちてきました。
「やってみる」そこからですね。