日本語で楽しむアロマヨガ & ワシントン州産オーガニック・ランチを体験してきました。

土曜日には、シアトル地域の日本語情報サイトジャングルシティと、アロマとヨガのクラスアロマティカが共同で主催するリトリートに参加しました。
ウドゥンビルにある21 Acresが会場です。
今回のテーマは、春先のデトックス。ヨガで体をきれいにし、美味しいお昼ご飯できれいの素を補うという贅沢な企画です。

まずは1階で、グレープフルーツのアロマのなか、アロマティカ主宰の小宮晴子さんの指導のもと、ゆっくり呼吸を整えながらヨガをしました。
最後のシャバーサナの時に、クリスタルだけでできている神秘的な音色の楽器クリスタル・ボウルを鳴らしてくれたのですが、目をつぶっていたのでお寺で読経のときに鳴らす磬子の音かと思いました。
体の芯に響くような音。晴子さんによれば、クリスタルの波動は水をゆするので、体内の水分と共鳴するのだそうです。
子どものころから、あの音が好きだったので、懐かしい気持ちでリラックスできました。

ヨガのあとは、2階のオープンキッチン食堂に移動し、21 Acresの専属シェフ福田麻子さんが丁寧に調理してくださったお昼ご飯をいただきました。
21 Acresは、Farm to Tables(農と食卓をつなぐ)をより確かなものにするための活動拠点です。
地産地消を実践するために、ほとんどの食材はワシントン州産のものを使います。

今回のメニューは、こちらです。

シイタケと野菜の炊き込みご飯 
  ワシントン産の麦のプチプチとした食感が良かったです
ジャガイモとポロネギのみそ汁 
  麻子さんの手づくり味噌がポロネギの甘さと合わさっています
豆のタルト
  全粒粉のタルトの中に、グリーンが鮮やかなフィールドピーのピューレを詰めた前菜。蝶の形に飾り付けてあります。
野菜のローストと葉野菜のサラダ 
  青菜の乏しい季節にも関わらず、ケール、菜の花、クローバー・スプルウトで地産を実現。にんじんやパーシニップなどのローストと青菜をパンプキンシードのクリーミーなドレッシングが上手につなげています。
焼きキャベツとひよこ豆と鶏肉のトマト煮
  夏に収穫したトマトで作った自家製のトマトソースが、サボイキャベツのローストによく合います。鶏肉も少しばかりいただきました。

ヘーゼルナッツ入りチョコレートケーキ
  豆腐ココアクリームを挟んだビーガン・ケーキです。うれしい!

もうねー全部美味しくて、お腹いっぱい頂きました。

麻子さんからは、今回のテーマであったアルカリ食材についてレクチャーをいただきました。ワシントン州産の野菜のこと、オーガニックやGMOについても、参加者からの質問に丁寧に答えていただき、勉強になりました。

食後は21 Acresをガイド付きで見学し、最後にマーケットでお買い物をして帰りました。

LEED Platinum Certificationを取得している21 Acresの建物には、驚きの工夫が一杯です。
こちらは、また別のエントリーでご紹介します。

戸外に出ると小雨の中にも春の息吹が感じられ、農と食卓の距離が近いノースウエストの暮らしの素敵さをもっと多くの人に伝えたいなと言う気持ちがわいてきました。

このイベントの様子はジャングルシティのFBページに掲載されています。