久しぶりに餡子を作りました。その餡子を使ったおやつたちです。

私の場合、小豆2分の1カップが手軽に餡子を作れるちょうど良い量です。1カップだと練るのが、ちょっと面倒。

小豆が柔らかく炊けたら、米飴を入れます。最初は3分の1カップくらい入れて、甘さがもっと欲しければ足していきます。
自然塩も小さじ1ほど入れて、甘さを強調しました。小さじ2分の1くらいが本当は妥当かも。
今日は、ガツンとした餡子が欲しかったんですね。

米飴を入れると、水分が増えるので少し煮詰めて嵩を減らしてから、ジュサーで粒をなくします。今日はこし餡。
ペースト状ではなく、ほとんど小豆ジュース状態だったので、時々かき混ぜながら弱火で煮詰めていきました。
この練りが面倒だから、こし餡つくりはたまーにしかしないのです…。
なべ底をヘラでなでたときに一瞬、底に筋が書ける程度まで煮詰めたら、火から降ろします。小豆は冷めると固まるので、この段階でしっかり餡になっていなくても大丈夫。


はい、餡子の出来上がり!

この餡を使っておやつ3品を作りました。

そもそも、なぜ餡子を作ろうと思ったかというと、先週、さつまいもローストをクレープ生地に混ぜ込んだら、すごくおいしかったんですね。
その時、「ここに餡子を挟んだら、もっと幸せ〜」と娘と意見が一致しまして、春休みでのんびりできる今週は餡子を作ろう!となったのです。

もちろんさつまいものローストも作りました。しかーし、ここでひと工夫。クレープ生地ではなく、ワッフル生地にさつまいもペーストを練りこみました。
表面がパリッ、中がモチモチの厚手のワッフルが焼きあがりました。
そのワッフルを2つに割って、中に餡子を挟んだら〜。たい焼きのようなお味になりました。

クレープ生地には、さつまいもではなく餡子を混ぜ込みました。
私が子供のころ、我が家でお好み焼きを作ると、いつも最後に母がお好み焼き生地に餡子を混ぜたものを薄く焼いてくれました。
その名も「くろんぼ」。
ポリティカリー・コレクトであることなど庶民が気にする術もなかった昭和なネーミングです。
和菓子屋を営む祖父の餡子で作る「くろんぼ」は、私の思い出の一品です。

大きく焼いた「くろんぼ」で餡子を巻いたのがこちら。

小さく焼いた「くろんぼ」でさつまいもペーストを挟んだのがこちら。

写真が上手でなくてごめんなさい。見た目より、かなり美味しいです。
娘と小躍りしましたよ。