地元産のアスパラガスが売られ始めました。美味しい!

土曜日は21Acresのマーケットに買い物に行きました。

アスパラガスのほかに、レッドリーフレタス、リーク、エシャロット、ケール、卵、天然酵母のライ麦パンを買いました。

ここの卵は地元の農家からの直販で小さいけどギュッと美味しさが詰まっているのです。白身まで味がある卵を食べられます。
バラ売りなので1週間分半ダースを買います。
パンは酵母の香りがほんのりする、まだ温かい焼きたてでした。トーストして蜂蜜を塗って朝食にいただきました。
レタスもケールも柔らかくて、まだベイビーみたいです。
リークはスープになる予定。

そして、アスパラガス!
北海道と気候が似ているノースウエストはアスパラガスの産地です。
アスパラガスは切ったとたんに糖度が下がり始めるので、鮮度がいちばん大事。
だから地元産のアスパラガスは美味しいです。甘みが逃げていない。
そして地元産の旬の野菜は安い。これからしばらくはアスパラガス三昧です。

こちらは、晩御飯に作ったポタージュスープ。

小鍋に玉ねぎ薄切りを敷き詰めてひたひたの水を加えて中火にかけ、甘い匂いがしてくるまで放置。次にその上にアスパラガスとジャガイモ4分の1の薄切りを乗せて、かぶるくらいの水を足して蓋をしてコトコト蒸し煮します。
柔らかくなったらジューサーでポタージュ状になるまでブーン。かなり濃い目なので、少し水を足して好みのゆるさにして温めなおし、最後に自然塩で味を調えます。
とろみをつけるためにジャガイモを入れたけど、なくてもOK。さらっとしたスープになります。
アスパラガスの味を堪能したいので、こぶ出しさえ入れません。玉ねぎをたくさん入れれば甘みが強くなるので、好みの分量でどうぞ。

もう1一品は朝ごはんのアスパラガス・ソテー。

エシャロッテのみじん切りと油をフライパンに乗せてから火をつけて、じっくり甘い香がするまで放置。切り分けたアスパラガス(1本そのままでもOK)を投入し、さっと混ぜて油をいきわたらせたら、少量の水を振りいれ蓋をして、音を聞く。おおよそ水分が蒸発したら岩塩をちらし、蓋をしたまま火を止めて少しの間余熱で塩をなじませる。お皿に盛って、黒胡椒をふる。

うちはまだ娘が未成年なので日常の調理にはお酒を使わないのですが、水の代わりに白ワインも良し。
また、うちは乳製品を食べないので使いませんが、欧米だと皿に盛ってからペコリーノやパルミジャーノなどのチーズを削って乗せるでしょうね。旨みとして、和食に削り節を乗せるのと同じだね。

春先にしか出回らない野菜には、その季節に必要な栄養が満載です。
冬に蓄えて不要になった脂肪をそぎ落としつつある春の体には、老廃物を代謝する腎臓や肝臓のサポートが必要。
古くなった脂肪で酸化した体には、抗酸化の力が必要。

アスパラガスは、緑色野菜のなかでは、タンパク質、ビタミンB群、亜鉛・銅が比較的に豊富です。ほかに、蕎麦に含まれているので有名なルチンも蕎麦と同様に含まれていて、血管の修復や抗酸化に役立ちます。骨を強くしてくれるビタミンK、葉酸も多く、抗酸化や抗癌効果もあります。

なので、アスパラガスは、財布に優しく(旬の野菜は安い!カリフォルニア産は1パウンド5ドルだったけど、地元産は3ドル)、環境に優しく(トラックで遠くから輸送しないから)、体によい、と良いこと尽くめなのです。
アスパラガス三昧をどうぞ。