日系ホライゾンさんでワークショップを行いました。

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日系ホライゾンさんは、シアトル地域の日系人の福祉団体Nikkei Concernsの生涯学習部門です。
Nikkei Concernsが、高齢者向けのケアセンター(シアトル敬老)や老人ホーム(日系マナー)の運営を主な業務にされているので、日系ホライゾンのクラスも高齢者向けだと誤解されているようです。

実は、シアトルとイーストサイドで、さまざまなクラスを日本語と英語で提供されています。

マクロビクラブでは、「North West Vegetable Kitchen」というワークショップを行っています。
地産地消を良しとするマクロビオティックの食べ方をできるように、ここノースウエストで手に入る食材をご紹介するお料理クラスです。
今回は、バターナッツ・スクワッシュを使った焼き菓子とスープを食べていただきました。

牛乳もバターもお砂糖も使わないヘルシーなマフィン。
ベースになるのは、ローストしてマッシュしたバターナッツ・スクワッシュ、豆腐、オリーブオイル、小麦粉です。
そこに、メイプルシロップで甘さを加え、カランとくるみを入れたお菓子マフィンと、味噌でコクを加えてリークとクルミを入れたご飯マフィンの2種類を作りました。
塩気のきいたご飯マフィンは、ケークサレ(フランス語で塩ケーキ)です。
スープも玉ねぎの甘さとスクワッシュの食感で、ボリュームがあるのにさっぱりとしたお味です。

クラスの存在がまだまだ知られていないためか、参加者はお二人でした。
日本から来て間もない若い方と、長年連れ添ったアメリカ人のご主人を亡くされたばかりの在米40年近いご婦人が、クラスが終わるころにはすっかりお友達になっていて、和やかな時間を過ごすことができました。

ふだんは交わらない、日本人と日系人が一緒になれるところが、日系ホライゾンのワークショップの醍醐味です。
シアトルに住んでいる日本人といっても、人それぞれの人生があって、なかなか混じり合う機会がありません。
でも、知り合いになると、興味深いお話がたくさん聞けて、どんどん仲良しになれる。
とても大事な場だなと思っています。

5月には、玄米のワークショップを日本語英語で行うことが決まっています。
日本語のワークショップは5月9日(土) 11時から12時までベルビューチルドレンズアカデミーで、英語のワークショップは5月30日(土)11時から1時半までシアトルの緑コンドで行います。

オンラインのクラス・スケジュールがこちらにあります。
プルダウンメニューのWhenから2015 Spring Quarterを選ぶと、春学期のスケジュール一覧が見れます。

今は、冬学期が進行中で、 ベルビューチルドレンズアカデミー会場では、中国茶のクラスジュエリーメイキングのクラスがあります。