昨日の晩御飯はパスタとコールスローと丸ごと玉ねぎのポタージュスープ。このスープ、一昨日も作ったのだけど量が少なかったと文句を言われたので、昨日も作った。続けて食べても飽きのこないものです。

一昨日は玉ねぎ1個で、3人前、一人味噌汁椀に軽く盛る程度だったので、昨日は小さめの玉ねぎ3個使ってスープ椀に1人2杯分はできた。最後にミキサー(ブレンダー)でガーッとするので、分量は玉ねぎと水分が1対1でミキサーに入る程度が目安です。

玉ねぎを薄切りにする。
なべ底に浅く水をはって火にかけ、沸騰したら玉ねぎを入れる。指先でつまむ程度の少量の自然塩をふりかける。蓋はしない。最初は中強火くらいで、徐々に玉ねぎの嵩が減ってきたら、火を弱くしていく。
これは、水炒めと言って、油で炒めるのと違って焦げない。
玉ねぎ特有の鼻にツン!と来る匂いが、甘い匂いになるまで放っておく。甘い匂いのほうが多くなってきたら、菜ばしで上下を返しても良い。
でも、それ以外は、触らない。かき混ぜない。

とろみをつけるための穀類を用意する。
私は、ミレット(きびの一種)を水洗いしてフライパンで軽くいったものを使います。
日本なら、もちキビ、もちアワなどの雑穀を、洗ってそのまま使えばいいですね。
雑穀が面倒なら、炊いてあるご飯でも良いです。

玉ねぎが透明で、柔らかく、甘い匂いだけになったら、水と昆布と雑穀を入れて、沸騰したら蓋をして弱火で15分ほど、雑穀が花開いたみたいに柔らかくなるまで、煮る。
昆布をどかして、ミキサーにかけてポタージュにする。ポタージュの方が食感が良いですけど、ミキサーがなければ、このまま飲んでも味はおいしいです。

鍋に戻し、味見をする。自然塩を少量(小さじ8分の1から始めて2分の1弱くらいまで)加えて味見をし、甘みが増えているのを感じてください。最後に、白味噌を小さじ1から2くらい溶かし込む。
こくが出て、意外に洋風の味付けになります。

味噌汁椀に盛れば味噌汁だし、スープ皿に盛ってパセリのみじん切りやクルトンを乗せたり、クラッカーを添えれば洋食になります。
「滋養〜」という感じのおいしさです。

今から、その残り物を温めて、お昼ご飯です。へへへ。