鶏の唐揚げ、里芋煮、そら豆、きゅうり、菜の花のお浸し、バゲット。

学校が休みだったので、居酒屋みたいなメニューの平日の昼ご飯。お父さんも昼休みに帰ってきて家族3人でいただきました。

うちの唐揚げ、おいしいですよ。随分と昔に「試してガッテン」で知った裏技を使います。酒、しょうが汁、醤油で下味をつけた鶏肉に、片栗粉と上新粉を3対1で合わせた粉をまぶし、中温に温めた油に入れます。
そして、1分半揚げたらバットに取り出し、4分休ませ、再び油に入れて40秒揚げます。この「2度揚げ」によって、外はパリッ、中はジューシーな唐揚げに!

我が家はいつも玄米菜食ご飯を食べているので、鳥の唐揚げを見てびっくりしたかもしれませんね。
肉料理を全く食べないわけではありません。
年に2、3回、娘を観察していて、「ああ、今、身体が肉を必要としている」と分かった時に、食卓に出します。

水曜日の夜ご飯が湯豆腐だったのですが、娘が一人で豆腐を2丁も食べきったのを見て、「ああ、来たな」と思いました。「がっつり、お肉が食べたい?」と聞いたら「YES! YES!」と尻尾を振った犬状態になったので、金曜日の昼ご飯が唐揚げになりました。肉料理は消化に時間がかかるので、昼食に食べるのがベストです。

生まれた時から娘を観察してきて、食事と成長にはあるパターンがあることに気がつきました。
お米(炭水化物)ばかり食べる時期、たんぱく質だけをたくさん食べたがる時期を経て、食欲が落ちる時期が来る。で、それを過ぎて普通の食に戻ると、背が伸びている。
炭水化物期に太るのですが、背が伸びると痩せる。

このたんぱく質を食べたがる時期に、唐揚げを投与するわけです(笑)。
すると、1週間ぐらい経つと背が伸びている。気のせいじゃないです。
今朝、身長を測ったら、5月2日から1.5センチ伸びていました。

自分の身体の内にある「自然の力」を損なわれていない子供は、必要なときに必要な物を必要な量だけ食べることができます。
子供は一人ひとりが違います。子供の食事を用意する大人は、観察を基本に子供の欲求に沿って、身体が欲しているものを与えてあげるのが良いでしょう。
子供の食事は、1食ごとに完璧なメニューを考えるのではなくて、1日、1週間、1ヶ月の単位で必要なものが十分得られる食事であれば良いのです。